素人親子にそろばん独学は可能か②
前の記事の続きになります。
素人親子のそろばん独学の記録。
✿母親の私は、そろばんの数が読める程度のど素人。
(昔小学校で1〜2時間習っただけ)
✿長女はそろばんの授業が始まったばかりの小学3年生。
「そろばん大好き! 習いたい!」
✿次女は幼稚園年中←この子もそろばんに絡んできます。
『中古』そろばん入門 初歩から三級まで 新版
長女が借りてきたそろばん入門書が大人向け(漢字にフリガナもなく、まず読めない)だったので、
そろばん素人の私がその本で予習して教えることになりました。
「学校ではどこまで習ったの?」
「123456789」
「はぁ?」
「だーかーらぁ、数の数え方!」
「いや。足し算とか引き算とかは?」
「まだ。来週から計算する」
……「そろばん楽しい」と力説した長女の進み具合はこの程度でした。
奇しくも私と同レベル(笑)。
さて、1+1から始めましょうか。
まずは5や10を使わない(繰り上がり繰り下がりのない)、一桁の足し算引き算をします。
1+3
5+4
6+2
4―2
8―7
6―5 など
さすがは3年生。
すいすい解きました。
(わたしもやる!と年中の次女。
5玉が理解できず躓きました。
引き算も分かりませんでした。)
本の進路に従って、次は5の繰り上がり繰り下がり。
2+3
4+3 とか。
これ暗算だと簡単ですが、
そろばんの玉を動かすと難しいんです。
4+3の場合、
1玉を3つ上に動かしたいけれど1玉が足りないので、代わりに5玉を下ろし(5を追加して)、足しすぎた2(5-3=2)を引く。
という動きになります。
長女訳が分からず泣く。
上記の本ではサラッと流されていたので、私もうまく説明できず。。
子供向きの本を購入することにしました。
悩んだ末買ったのがこの2冊。
そろばんがセットになっています。
赤黃緑と色分けされたプラスチックのそろばん。
おもちゃっぽいけど、年中の次女に与えるのに良さそう♪
(長女はそろばんを学校でレンタル中)
そろばん本体+入門書+問題集、1冊3役の本でした。
↑の本は問題が少ないとの口コミを見たので、問題集としてこちらを購入。
324円という魅力的なお値段です!
さてさて、2冊買った結果……、
「やさしいそろばんの本」が大当たり!
分かりやすくて良かったです。
小学生3年生の娘にぴったりでした。
問題集のつもりで購入しましたが、
5を使う計算の説明も丁寧で、
たくさんの類似の問題を説くうちに手の動きが自然と身につきます。
本の中身は、
そろばんの各部の名前から始まる超初心者向け。
繰り上がり繰り下がりのない簡単な計算、
5を使う足し算、
5を使う引き算、
10を使う足し算、
10を使う引き算の順に進んで行きます。
(かけ算わり算はでてきません)
娘は1日10問〜20問のペースで学習して始めて1ヶ月弱。
5を使う引き算が終わったところです。
スローペースですが、苦手意識なく順調に進んでます♪
かけ算わり算をやりたがるので、最初の本をもとに私が教えてみると簡単なものはすんなり出来ました。
ただ二桁になると混乱する様子。
ちなみにそろばんがセットになった本は、そろばんしか使ってません。。
こちらのほうが足し算引き算が3桁で難易度が高く、説明も分かりづらい。。
やさしいそろばんの本が終わってから、こちらの問題を解いてもらうと良さそう。
次回は年中次女のそろばんのお話です。