誰の為の介護?
もしかしたら介護は残される者たちの心の整理の為なのでしょうか?
そんなことを思うこの頃です。
もちろん、食事だとかオムツだとか最低限のお世話は本人にとって必要不可欠なもの。
でも、好きな食事を用意したり話しかけたり衣服を整えたり‥‥、母の感情の所在すら分からなくなった今はもう介護者の自己満足でしかない気がするのです。
介護をやりきって、母は最期まで幸せだったに違いないとそう思えたら良いのだけれど。私はどうにもそうは思えなくて辛いです。
意思疎通ができなくなって、食べたいものも食べられず、寝返りすら自由に打てなくて、いつも辛そうな顔をして、それでも生きていかなければいけないの? そう思ってしまうのは私が薄情だからでしょうか。