断捨離と節約の狭間で

断捨離に目覚めた主婦のブログ。

こういうママになりたいと思った

昨日、年長の娘がお友達の水鉄砲を壊してしまいました。

借りて遊んでいる時に落としてしまい、パリンと部品が割れて使えなくなってしまいました。

お友達のママは嫌な顔ひとつせず、

「娘ちゃんケガしなかった?」

と娘に声をかけてくれました。

「うん」と言いつつ、それ以上の言葉はでない娘。

「ごめんなさいっ。同じの買って返します」 という私。

「そんなのいいよ〜。気にしないで〜」 とお友達のママ。

そしてこの後のお友達のママの態度に感動しました。

「○○ちゃんに『ごめんなさい』して」と娘に促すと、

「大丈夫だよ、ワザとじゃなかったもんね」 お友達のママ。

それでもようやく「ごめんなさい」と小さな声で言えた娘を、

お友達のママはギュッと抱きしめて、 「まぁ、いい子!」と笑顔を見せてくれました。

それまでバツが悪そうにしていた娘も、何故か誇らしげにはにかんでいました。 (いやいや、プラマイゼロにはなってないならね)

「ごめんなさい」が言えた子供をギュッと抱きしめるという発想は私にはなかったな。

悪いことをしたら謝る、ということは口うるさく教えていて「ごめんなさい」が言えないと叱るのに、 「ごめんなさい」が言えた時に褒めたことはなかったかもしれない。

お友達のママに「ごめんなさい」を言えた自分を肯定して貰えたことは、子供にとって大きな自信になったように感じました。

物を壊してしまった悪い子の自分が、「ごめんなさい」の呪文で良い子に戻れるような、そんな感覚。

「ごめんなさい」は後ろ向きな言葉ではなく、前に進むための魔法の言葉。

子供がそう捉えられるように、私も「ごめんなさい」が言えた子供を笑顔で受け止めようと思いました。