断捨離と節約の狭間で

断捨離に目覚めた主婦のブログ。

育てたように子は育つ(長女と次女の格差)

お母さんになることが夢でした。
長女が産まれたその時は、私の1番大きな夢が叶った瞬間でした。

もちろん子育ては思い描いていた通りにはいかなくて、逃げ出したい気分になることもありました。
娘は卵アレルギーやアトピーが生後2ヶ月でわかり、食事制限と病院通いの日々は大変でした。
しかし初孫だった娘はとても可愛がられ、父母は育児のサポートを進んでしてくれました。
今思えばとても恵まれた環境の中で、私は夢だった子育てに没頭することが出来たんです。

「楽しいことがいっぱいの子供時代にしたい」
「子供時代の幸せな記憶はきっと人生を支えてくれるから」
子育ての理想はこれでした。

3歳の時に次女が産まれるまでは長女が私の世界の中心で、たっぷり愛情を注ぎました。

果たして楽しいこといっぱいの子供時代に出来たかどうかはわかりませんが、
3年生になった長女は何でも積極的に楽しむことができる笑顔が素敵な女の子に成長しました(親バカ発言)。
反面甘やかし過ぎたのもまた事実で、
すぐに「ママやって〜」だったり、空気が読めなかったりする所もあります。


そんな長女を姉に持つ次女は、というと…。
赤ちゃんの時から手が掛からない子供でした。
年齢のわりに理解力が高く、自分のことも自分でやろうとします。
早くから空気を読むことを覚え、よく気が付きお手伝いが大好き。
甘えん坊で不安だらけだった長女の幼稚園生活に比べて、次女は何にも心配要らないわーとたかを括っていた私。
ようやく其れが大きな間違いだと気付きました。

「どうぞ」が初語だった次女。
赤ちゃんのころから人に物を譲れる優しい子でした。
幼稚園でもお友達におもちゃを譲り、自分のカバンを取られても困ったように笑うばかり。
でもまだ5歳なんです。
ある時堰を切ったように泣き出して、
「ようちえんでずっとがまんしてることがあるの」と。
きっと幼稚園だけでなく、家でも自分は気持ちを我慢してきたんだと気付きました。
ガチャガチャは長女が「そっちが良かった」と言えばすぐに交換してあげて、
自分だけ貰ったお菓子は必ず長女に分けてあげる。
何気ない日常の行動の中にも我慢はあったはず。

気付いてあげられなくてごめんね。
欲しいものは欲しいって言っていいんだよ。
自分のものは自分のものでいいんだよ。

長女優先の生活の中で、次女は我慢するのが当たり前になっていたのかもしれません。

育てたように子は育つ。

もっと次女が気ままにワガママを言えるように、今からたっぷり甘えさせてあげたいと思いました。