子供の知恵を感じる瞬間
子供の寝かしつけ。
早く寝てほしいママvs寝たくない子供。
疲れきった1日の終わりの壮絶なバトルです。
実はここ2年程寝かしつけは不要でした。
姉妹一緒にベッドに放り込んで「おやすみ〜」と電気を消すだけで良かったんです。
しかし夏休みから小学生の姉の寝る時間が遅くなり、下の子だけ先に寝室に行くようになりました。
二年ぶりに寝かしつけが必要な事態に!
寝かしつけられる方も5歳ともなれば知恵がついてきました。
子「わたしが『とんとんとん』っ言うから、ママは『なんのおと?』って言ってね」
母「言わない。もう寝る時間だからね」
子「ねむくない」
母「いっぱい遊んだからお目々閉じたらすぐ寝られるよ」
その後も子供は「ようちえんでね〜」なんて世間話を始めますが、私は寝たフリ。
いくつかの雑談をスルーしたあと、子供は静かになり、沈黙が流れました。
もう寝たかなと思ったその時、ぽつりと呟く声が。
子「わたし、わからなくなっちゃった…」
弱々しい呟き。
子「ゆめはどうしたら、かなうの?」
はあ? 何の話?
子「ずっとねがいつづけているのに、まだ4さいのときのゆめがかなわないの」
ものすごく気になる話です。。
母「その夢ってなに?」
母、根負け。
振り返った子供は勝ち誇った表情。
子「えー、ないしょ」
言わないのかよ!
この日も寝かしつけ長引きました。。